仕事について続きをお話ししたいと思います。
ある本の出会いから
前回は自分の悩み解決のヒントになる本に出会えたところまででした。
その本は2冊でした。
その本を読んでいくと、自分の理想とする授業だったり子供たちの日常の様子が描かれていました。
それと同時に全国には教育に熱心な先生がたくさんいることを知りました。
自分も同じような実践をしたい、とりあえずやってみようと思いました。
ただ当時はまだ1年目や2年目だったので、他の先生がしていないことをしてもいいのか、理解してくれるのか悩んだこともありました。
本に書かれたことは、全国のクラスであまりやっていないと思いました。(今でもそう思います)
なのでできる範囲でやったり、こっそりやったりしてきました。
やってるうちに本からでは分からないことを知りたい、直接会って話を聞きたいと思うようになりました。
本のページの中にサークルや勉強会の案内だったり、ブログの紹介があったりしました。
それらを見て関東でやっている勉強会に参加することにしました。それが1年目の終わりぐらいだったと思います。
そこで本を書いた人に直接会うことができたり、同じ考えをもつ先生たちと交流することができました。
そこから輪が広がってさまざまな研究会に参加しました。たくさんの先生と知り合うことができました。
これは自分のすごい財産になりました。
あの本に出会わなかったら、最初の研究会に参加しなかったら今の自分は生まれなかったと思います。
外の学びに飛び込んだ7・8年間
外の学びがあることを知ってから本を買ったり、研究会に参加したりすることを続けてきました。
1か月に多い時で4・5回参加したこともあります。毎週の土日のどっちかはあったり、2日連続であったりしたこともありました。
また、当時は東京で1人暮らしをしていたのですが、関東圏を中心に大阪、仙台、福島、そして実家の鹿児島まで足を運びました。
夜行バスで向かったこともありましたが、移動で大変だった以上の価値がありました。
こんな日々を7・8年やってきました。
結婚をしてほとんど行かなくなりましたが、今ではオンラインでもあるのでそれに参加したり、多く関わっている研究会に参加することがあります。
SNSで自分とつながっている人ですが、ほとんどが教育関係の人だと思います。
これまでの学びの中でたくさんの人と出会い、SNSでつながり、定期的に連絡を取ることになりました。
この7・8年間は自分にとって貴重な財産です。
この期間がなかったらこれまで視野が広がらず狭い考えの中で仕事をしていたかもしれません。
一番大事なこと
外での学びをたくさんしてきましたが、一番大事なのは今働いている職場での学びや仕事だと思います。
外での学びが自分の働いている職場や教室でそのまま使えることはほとんどありません。
自分の環境の中でどのようにアレンジすれば今の仕事を改善できるかを考えないといけないと思いました。
正直外での学びを初めての数年はこのことが分かっておらず、学んだことをそのままやってもうまくいかず、できない理由を他のせいにしていた時期もありました。
結果を出すのは職場です。
これを忘れずにこれからも自分の仕事に向き合いたいと思います。
さいごに
仕事について2回目の投稿になりました。教師人生の半分ぐらいを紹介できました。
次は転職したまでのことをお話しできたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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